Google アナリティクス初級者向けコース 2-1

今回もアナリティクスアカデミーの初級者向けコースを教科書に、Googleアナリティクスについて理解を深めます。


Google アナリティクス アカウントの合計数は、スタンダードの場合 100 個まで。

2.1 Google アナリティクスの操作

  • アカウント選択ルール … Googleアナリティクスのアカウント、プロパティ、ビューを切り替える。
  • アラート(「ベル」アイコン) … プロパティとビューに関するアラートを確認できる。適切に収集されていないデータや最適化が必要な設定などを提示。
  • 「疑問符」アイコン … フィードバックを送信したりヘルプ記事を検索できる。
  • 「ユーザー」アイコン … アカウントの切り替え、管理、ログアウト。
  • [カスタム]セクション … ビジネスに合わせてカスタムレポートを作成できる。
  • ナビゲーション … クリックしてレポートを切り替える。セクションをクリックすると、各セクションに属するレポートが表示される。
  • [管理]セクション … ユーザー権限、トラッキングコード、ビューの設定やフィルタなど、すべての設定が表示される。
  • [リアルタイム] リアルタイムレポート
    ウェブサイトを訪問したユーザーの流入元やコンバージョンの有無など、ウェブサイト上のライブのユーザー行動を分析できる。
  • [オーディエンス] ユーザーレポート
    ユーザーの年齢や性別、流入元、興味関心、関心度、新規/リピーター、アクセス環境など、ユーザーの特徴を把握できる。
  • [集客] 集客レポート
    広告やマーケティングキャンペーン経由など、ユーザーがどのチャンネルからアクセスしてきたかが分かる。
    例)オーガニック検索(無料検索)、CPC(クリック単価、有料検索)、参照(他のウェブサイトから)、ソーシャル(ソーシャルネットワークから)
  • [行動] 行動レポート
    ユーザが閲覧したページ、ランディングページ、離脱ページなど、ユーザーの関心度を確認できる。
    追加機能により、サイトで検索した内容や特定要素に対する操作なども追跡可。
  • [コンバージョン] コンバージョンレポート
    ビジネス目標に基づいて、ウェブサイトの目的を追跡できる。


2.2 サマリー レポートについて

サマリーレポートでは、指標の全体的な概要を1箇所で確認できる。
ユーザーサマリーレポートは、ユーザー数、セッションあたりの閲覧ページ数、平均セッション継続時間、直帰率など、ユーザーに関して集計された指標を表示。

  • 期間選択ツール
    分析対象にする期間を設定できる。
    カレンダーや月名などで期間を選択し[適用]をクリックすると、ビュー内のすべてのレポートに反映される。
    [比較]チェックボックスをオンにして対象期間を選択すると、データを別の期間と比較できる。
  • セグメント選択ツール
    「セグメント」とはフィルタのようなもので、適用すると特定のデータだけを表示してデータを比較できる。
  • 指標選択ツール
    [指標を選択] をクリックして指標を指定することで、複数の指標を比較できる。
  • グラフ注釈ツール
    折れ線グラフ下の小さな矢印をクリックすると、メモを表示・作成・編集できる。
    データにビジネスの背景情報を追加したいときなどに便利。
    ビューのアクセス権を持つユーザーが確認できる。

ディメンションは、データの属性。高度な分析に役立つ。
通常、実際の数値を示す指標とペアになる。
たとえば、Tシャツの「色」と販売数。「男性用、女性用」と販売数。