Google アナリティクス初級者向けコース 2-2

今回もアナリティクスアカデミーの初級者向けコースを教科書に、Googleアナリティクスについて理解を深めます。


2.3 レポート全体について

ユーザーサマリーの右下にある[レポート全体を見る]をクリックすると、左側メニューのユーザーレポートの全体を表示できる。

レポート全体を表示すると、レポートに使うデータの種類を選択するリンクがセグメント選択ボタンの下に表示される。
サマリーでは、「集客」「行動」「コンバージョン」に分類されたディメンションが表示される。

[利用状況]では、ユーザー、セッション、セッションあたりの閲覧ページ数、平均セッション時間、新規セッション率、直帰率が表示される。

[目標]は、目標を設定している場合のみ、設定した目標数に基づいた指標が表示される。
ユーザー、セッション、コンバージョン率、セッションあたりの目標値、目標ごとのコンバージョン率。

[eコマース]は、eコマーストラッキングを設定している場合のみ、eコマース指標が表示される。
ユーザー、セッション、収益、トランザクション(購入)数、平均注文額、eコマースのコンバージョン率(購入につながったセッションの割合)、セッションあたりの平均収益額。

地域のディメンションは、「国」「市区町村」「大陸」「亜大陸」に切り替えることができる。

ディメンションの表に別のディメンションを追加し、より詳細に分析できる。
→ セカンダリディメンション
たとえば、「国」+「デバイスカテゴリ」で、アクセスに使用された端末を国ごとに確認できる。

表の上の「フィルタ欄(検索欄のようなところ)」に語句を入力することで、それを含むプライマリディメンションのみを表示できる。
[アドバンス]を使うと、より複雑なフィルタルールを適用できる。

[サイト平均と比較]ビューでは、表の各エントリーがサイト平均を上回っているか下回っているかを確認できる。
上回っていれば緑、下回っていれば赤。

[ピボット]ビューでは、ピボットテーブルを作成して行と列に様々なディメンションの値を表示して比較できる。

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Google アナリティクス初級者向けコース 2-1

今回もアナリティクスアカデミーの初級者向けコースを教科書に、Googleアナリティクスについて理解を深めます。


Google アナリティクス アカウントの合計数は、スタンダードの場合 100 個まで。

2.1 Google アナリティクスの操作

  • アカウント選択ルール … Googleアナリティクスのアカウント、プロパティ、ビューを切り替える。
  • アラート(「ベル」アイコン) … プロパティとビューに関するアラートを確認できる。適切に収集されていないデータや最適化が必要な設定などを提示。
  • 「疑問符」アイコン … フィードバックを送信したりヘルプ記事を検索できる。
  • 「ユーザー」アイコン … アカウントの切り替え、管理、ログアウト。
  • [カスタム]セクション … ビジネスに合わせてカスタムレポートを作成できる。
  • ナビゲーション … クリックしてレポートを切り替える。セクションをクリックすると、各セクションに属するレポートが表示される。
  • [管理]セクション … ユーザー権限、トラッキングコード、ビューの設定やフィルタなど、すべての設定が表示される。
  • [リアルタイム] リアルタイムレポート
    ウェブサイトを訪問したユーザーの流入元やコンバージョンの有無など、ウェブサイト上のライブのユーザー行動を分析できる。
  • [オーディエンス] ユーザーレポート
    ユーザーの年齢や性別、流入元、興味関心、関心度、新規/リピーター、アクセス環境など、ユーザーの特徴を把握できる。
  • [集客] 集客レポート
    広告やマーケティングキャンペーン経由など、ユーザーがどのチャンネルからアクセスしてきたかが分かる。
    例)オーガニック検索(無料検索)、CPC(クリック単価、有料検索)、参照(他のウェブサイトから)、ソーシャル(ソーシャルネットワークから)
  • [行動] 行動レポート
    ユーザが閲覧したページ、ランディングページ、離脱ページなど、ユーザーの関心度を確認できる。
    追加機能により、サイトで検索した内容や特定要素に対する操作なども追跡可。
  • [コンバージョン] コンバージョンレポート
    ビジネス目標に基づいて、ウェブサイトの目的を追跡できる。

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Google アナリティクス初級者向けコース 1

今回はアナリティクスアカデミーの初級者向けコースを教科書に、Googleアナリティクスについて理解を深めます。


1.1 デジタルアナリティクスの仕組み

ユーザーが商品を購入するまでの3つの段階。

  1. ユーザーがビジネスを利用する「行動」の段階。
  2. 注目を集める「集客」の段階。
  3. ユーザーが顧客となり購入する「コンバージョン」の段階。

オンラインなら、購入に結びつく行動をトラッキングして顧客を増やすための判断材料にできる。

eコマースでは、顧客のオンラインの購入行動を把握することで、商品やサービスのマーケティングをより適切に行える。

Googleアナリティクスでは、行動データをモバイルアプリ、オンラインPOSシステム、ゲーム機、顧客関係管理システムなど、インターネットに接続された各種システムからも収集できる。

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Googleアナリティクスの理解を深める

以下のページを教科書にして、アナリティクスの使い方を学習します。

Googleアナリティクスの登録・使い方完全マニュアル | creive【クリーブ】

アナリティクスに出てくる言葉の理解。

  • ユーザー … サイトを訪れた人の数。
  • 新規ユーザー … ユーザーのうち、初めてサイトを訪れた人の数。
  • セッション … サイトを訪れた回数。サイトを訪れ、離脱するまでを1回とする。
  • ページビュー数 … サイト内のページの表示回数。
  • ページ/セッション … 1回の訪問で閲覧する平均ページ数。
  • 平均セッション時間 … 1回の訪問での平均滞在時間。
  • 直帰率 … 最初にアクセスしたページだけを見て離脱したセッションの割合。

「直帰」では、セッションの継続時間は0になる。
つまり、ページを開いてすぐに閉じたのか、そのページをじっくり楽しんでから去ったのか区別がつかない。
ブログの記事ページなど、そのページのみで内容が完結している(他のページへの誘導を目的としていないページ)なら、直帰率が高いことは問題ではない。

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Googleアナリティクスで日本の検索エンジンを追加する

今日はこのページに書かれた「日本の検索エンジンを追加する」について。

必ず設定したい!Googleアナリティクスを導入したら最初に行うべき基本設定 | creive【クリーブ】

検索エンジンをひとつひとつ登録する作業が面倒くさいなーと思ったら、簡単にできるツールを提供してくださっている方を発見。
ありがとうございます。


使い方は「でぶててのWEB録」にあるとおり。

  1. 「Google Analytics オーガニック検索ソース 自動登録ブックマークレット」をブックマークに登録。
  2. アナリティクスの左メニューから、[管理] > [プロパティ] にある [トラッキング情報] をクリック。表示される [オーガニック検索ソース] をクリック。
  3.  1で登録したブックマークレットをクリック。

以上で終わり。
非常に簡単で助かりました。